手塚治虫氏の代表作「ブラック・ジャック」より、中でも超メジャー作品の2本「人面瘡」と「畸形嚢腫」を舞台化。
本作品には人面瘡やピノコロボットなど6体のロボットが登場します。ロボット製作には早稲田大学ヒューマノイド研究所と東京電機大学、プロジェクションマッピング製作には電気通信大学、特殊メイクには百武スタジオを招き製作。「漫画の神様」手塚治虫の作品を熱い人間ドラマで表現し、「2.5次元」の舞台から、リアルな「3次元」の舞台を創り上げた。
〜 収録作品 〜
『人面瘡』
肘、腹、顔にそれぞれ人面瘡が憑りついた、国も時代も異なる3人が、それぞれの人生を顧みて行く中、最後はブラック・ジャックに辿り着き、対峙して行くエンターテインメントヒューマンホラードラマ。
『畸形嚢腫』
ピノコが、姉や周りとの確執の中で「デキモノ」から「人間」になって行く姿を、複雑な人間関係を踏まえて描かれています。そして度々ピノコの夢の中に登場する謎の存在が明らかになって行く事により、ラストは感動のフィナーレを迎える。